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「夫/妻の様子が怪しい。もしかすると浮気しているのでは……?」

このような疑いや予感は、残念ながらそれなりに高い確率で的中してしまいます。

たとえば、情報メディア「ふくむすび」(株式会社Liam運営)のアンケート調査によれば、既婚者の浮気率は男性41.7%、女性21.1%となっています(有効回答数:500人)。

出典:既婚者の浮気率はどのくらい?男女500人に不倫の経験についてアンケート調査|ふくむすび

あるいは、2023年1月に刊行された『不倫』(中公新書)では、既婚男性の51.9%、既婚女性の24.7%に不倫経験があるとのデータも示されていました。

つまり、既婚者において男性なら約半数、女性なら5分の1~4分の1は、浮気ないし不倫を行っているとみられるわけです。

相手の裏切りを疑いながら夫婦生活を続けるのは心情としても辛いものですし、突如として別れを切り出されるのではないかという現実的なリスクもあります。

そこで、いざというときのためにも、浮気の証拠を集めておかなければなりません。これは自分で行うことも必要ですが、より確実性を高めるにはプロの探偵に浮気調査をしてもらうことも重要です。

この記事では、探偵社・探偵事務所への浮気調査の依頼方法を解説します。料金・費用の相場やできるだけ安く抑えるテクニック、安全な会社・事務所の見分け方も取り上げていますので、ぜひ参考にしてご自身の心を助けてあげてください。

おすすめの探偵社・探偵事務所の比較

探偵社や探偵事務所はさまざまにありますが、浮気調査を任せるからには調査の質やセキュリティ面で信頼のおけるところを選びたいものです。

ここでは、7つの観点からおすすめできる5つの探偵社・探偵事務所をピックアップし、比較しました。

  • さくら幸子®探偵事務所
  • 総合探偵社 クロル
  • 総合探偵社 エムアール/MR探偵事務所
  • 原一探偵事務所
  • ハル探偵社/HAL探偵社

※掲載順は探偵社・探偵事務所としての優劣を示すものではありません。

各探偵社の見積もり金額や信頼性の比較

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さくら幸子®
探偵事務所
総合探偵社
クロル
総合探偵社
エムアール
原一探偵事務所 ハル探偵社
調査実績 相談件数累計
20万件以上
調査員累計調査件数
3万2000件
年間相談件数
1万5000件以上
年間相談件数
5万件
解決実績
8万1542件以上
歴史 創業36年 創業4年 創業22年 創業47年 創業13年
規模 全国対応
(27拠点)
全国対応
(6拠点)
全国対応
(14拠点)
全国対応
(12拠点)
全国対応
(18拠点)
無料相談
即日調査
アフターサポート
  • 法律相談
  • アドバイス
  • 法律相談
  • 弁護士との連携
  • 認定公認カウンセラー
  • 弁護士との連携
  • 法律相談
  • 弁護士等の紹介
  • カウンセラー
  • 弁護士との連携
料金・見積り金額 30000円~ 54600円~
(1時間6820円~)
20000円~ 55000円~
(トライアルプラン)
21000円~
(調査員1名7000円~)

まず重要なのは実績です。
これは相談件数や解決実績、満足度合いなどで測ることが可能です。

次に、歴史も確認しておく必要があります。
長く続いているという事実は、それだけ信頼性が高いことを示唆します。
いい加減な調査を行っていては、悪評がすぐに立ち、営業を続けられないからです。

また、浮気調査においては調査対象者が長距離を移動することもあり、そうしたケースでは会社の規模が大きいに越したことはありません。
加えて、規模の大きさはそれだけノウハウが得られることも意味します。

無料相談は、依頼のしやすさと信頼性のチェックにつながります。

即日調査は、その探偵社・事務所がすぐに動ける体制を整えているか、依頼者の求めに寄り添っているかといった点を示すものです。

アフターサポートでは、法律相談やカウンセリング、裁判手続きのサポートといったフォローがあります。
事務所によっては公認カウンセラーや女性相談員による対応も用意されています。

料金は、事務所によってプランが千差万別であり、動かす調査員の人数や稼働時間、手数料などが含まれるかどうかによっても異なります。
詳細は無料相談の際に確認するようにしましょう。

探偵社ごとの特徴や評判の確認

さくら幸子®探偵事務所

創業36年、累計相談対応数20万件以上、お客満足度98.3%を謳う老舗の探偵事務所です。

全国に支社が27社あり、出張は無料。
また、有料ではあるものの、NPO法人日本家族問題相談連盟の認定カウンセラーによるカウンセリングも受けられます。

調査は尾行・張込み・聞き込みのほか、素行調査によって実施されます。
調査料金の30000円~という金額には、提供資料の分析や情報整理、調査企画、調査機材の手配といったものが含まれるので、そこまで高額にならないのもポイントです。

総合探偵社 クロル

大手探偵事務所から独立したメンバーによって設立された、比較的新興の探偵社です。

その経緯から歴史こそ浅いものの、広告宣伝などが高くついて小回りが利きにくい大手事務所には見られない即応性が売りとなっています。

特筆すべきは3つの料金プランです。
クロルには「おまかせ調査プラン」のほか、お客自身が行う調査と探偵が行う調査に分けて低コストを実現した「一緒にプラン」、お客の調査をサポートしてくれる「セルフ調査プラン」があります。

必要に応じて使い分けるのがおすすめです。

総合探偵社 エムアール/MR探偵事務所

調査員に全て自社の探偵学校の卒業生を採用しているMR探偵事務所は、調査の質に調査員ごとの差が少ない点が特長のひとつです。

また、最新のハイテク機器を調査に活用しており、写真などの証拠もしっかり確保してくれます。

浮気調査の料金プランでは、成功報酬制を採用しているほか、基本プラン・初回限定プラン・ピンポイントプランなど、複数のプランがあります。
絶対に証拠を掴みたい方に向けては「結果保証0円プラン」というものがあり、証拠が取れなかった場合には0円となるのがポイントです。

原一探偵事務所

1977年創業の原一探偵事務所は、47年以上の歴史を誇るだけあり、浮気調査に対する膨大なノウハウも持ち合わせています。

特殊調査部隊による圧倒的な追尾力のほか、自社開発による特殊機材や特殊車両も活用して調査を進めます。

浮気調査の料金は、トライアルで55000円、目安料金として250000円と、相応の金額にはなりますが、予算に合わせた時間制プランや定額制プランを活用することで、ある程度かかる金額を抑えることは可能です。

また、調査終了後のサポートもしっかりとしてくれます。

ハル探偵社/HAL探偵社

満足度98.3%(2022年度)、調査成功率97.5%(2023年3月現在)を掲げるHAL探偵社は、全国対応・弁護士や警察OBとの協力体制により、確実な調査を実施します。

調査報告書はDVDも付いてくるなど、証拠としても確実性の高いものです。

料金は業界最安値を謳っており、相談料は無料、1時間あたりで調査員1名につき7000円(時間割プラン)と、かなりリーズナブルな価格です。

追加料金はかからず、後払いというのも助かる点でしょう。このほか、完全成功報酬プランでは、不貞の証拠が得られなかった場合には調査費用がかかりません。

浮気調査料金・費用の相場

浮気調査を依頼した場合の料金は、調査にかかる費用に探偵社・事務所の利益を上乗せした金額となります。

したがって、調査料金が相場に照らして適正かどうかを知るためには、調査費用の内訳を理解することが有効です。
具体的には、以下のような費用がかかります。

【人件費】調査員の専門的なスキルと経験に応じた人件費

尾行にしても聞き込みにしても、調査員の稼働は必須です。

浮気調査費用の大部分を占めるものであり、大手の探偵社・事務所のなかには、人件費を抑えるために外部の私立探偵へ調査をアウトソーシングする例もあります。

必ずしも外部委託が悪いわけではないのですが、調査員のスキルにバラつきが生じる可能性もあるので、事前にどのような調査員を動かしてもらうのかは確認しておくとよいでしょう。

基本的には、「稼働人数×稼働時間」として算出されます。

経費:交通費や通信費、宿泊費などの調査にかかる諸経費

調査対象者の旅行に張り付く場合、あるいは一日中尾行する場合など、交通費や宿泊費がかかります。

交通費には、公共交通機関の料金だけでなく、ガソリン代や高速道路の利用料金も含まれることがあります。

調査員同士がスマホなどでやり取りすることもあるため、通信費も必要です。

報告書の印刷費や書類の郵送費なども諸経費に含まれます。

手数料:浮気調査の報告書作成費用が手数料としてかかる

浮気調査の報告書は、離婚裁判などでも証拠として活用できるように作成されるため、専門的な判断やノウハウを要します。
そこで、別途作成手数料がかかることもあります。

なお、探偵社・事務所によっては全体料金に含まれているプランもあるので、確認しておきましょう。

以上を合わせると、浮気調査の料金相場としては、約1.5万~2万円(1時間、調査員2名体制)が一般的です。

もちろん、これは宿泊や深夜・早朝の稼働がない、短時間の調査を想定したものであり、実際は調査期間や態様によって増減することに注意してください。

また、注意点として、敢えてはっきりとした調査報告をせずに調査を引き伸ばし、その分の料金を請求する悪質な探偵社・事務所もあります。

調査のゴールや求める証拠などを事前に打ち合わせておくほか、その会社・事務所の評判なども確認しておきましょう。

浮気調査の内容とサービス

浮気調査を探偵事務所に依頼した場合、どのような方法・流れで調査を行ってもらえるのか、またプライバシーへの配慮についても説明します。

調査の方法

尾行調査:調査員が対象者を影から追いかけ、行動を観察

2~4名体制で対象者を追い、浮気相手との接触や証拠の確保を行う調査です。
対象者に知られず、警戒もさせないために、さまざまなテクニックを駆使します。

聞き込み調査:周囲の人々や関係者から情報を収集

対象者の同僚、利用している店の従業員などから、浮気に関する情報を聴取します。
浮気調査であることが対象者に伝わらないよう、自然に聞き出すのがポイントです。

調査対象のデータ収集:ネット上の活動やデータの収集を行う

SNSで浮気相手とやり取りをしていないか、写真などがないかを調べるものです。
対象者の活動だけでなく、浮気が疑われる相手方の調査も入念に実施します。

一般的な調査の流れ

依頼の受付と相談: 依頼者の要望や状況をヒアリング

対面のほか、直接会わずにすむ電話・メールやWebサイトのフォームから依頼を受け付け、浮気調査の目的や状況を確認します。
場合によって、即日調査も可能です。

調査計画の立案: 要件に基づいて調査計画を策定

ヒアリングした内容を基に、調査方法や調査期間を決めます。
成功率や料金とも関わってくるため、調査計画はきちんと話し合い、確認しましょう。

調査の実施: 専門の調査員が計画に基づいて調査を実施

計画に沿って、調査員(探偵)が2~4名体制で尾行や聞き込みなどを行います。事前の情報が的確だと、予定していた期間より短くすむこともあります。

報告書の作成: 調査結果をまとめ、報告書を作成

写真や音声、動画などは、取得した日時を明確にする形で報告書へまとめます。この報告書は、離婚裁判などでも有力な証拠として扱われます。

報告とアフターサポート: 依頼者に報告し、必要に応じてアフターサポートを提供

依頼者へ調査結果の報告を行うと共に、選択に対応してアフターサポートが提供されます。具体的には、以下の2通りです。

① 離婚せずに再構築を行う → カウンセラーなどの紹介
② 慰謝料請求と離婚を選ぶ → 離婚に強い弁護士の紹介

プライバシー保護

依頼者の情報や調査内容は厳重なセキュリティで保護

浮気調査は、ただでさえプライベートな夫婦間の関係に深く関わるものであるため、依頼者や調査内容が外部に漏れることのないよう厳重に行われます。

また、調査対象者である配偶者にも知られてはならず、慎重に調査を進めます。なお、探偵には守秘義務が課せられます。

調査結果に対する機密情報としての厳重な取り扱い

調査や契約が終わったあとで情報が流出する、反社会的勢力に知られて脅迫されるといったことが起きては、探偵業界への信頼が失われます。

探偵業には届出が必要であり、適正に営業している探偵事務所であれば、調査結果も厳重に管理されているので安心です。

参考:探偵業について|警察庁

浮気の兆候について

浮気を疑う段階では、まだ勘違いの可能性も残されています。
浮気かどうかの判断をより正確に行うためにも、浮気の兆候とされる行動や態度の変化を知っておきましょう。

急な行動の変化

  • 突然の外出の増加
  • 以前と比べての急激なファッションの変化
  • 予測不可能なスケジュールの変更

このような行動の変化が急に生じた場合、浮気の可能性があります。

外出は浮気相手との逢瀬のためですし、ファッションの変化は浮気相手の気を惹くためと考えられます。

もしくは、浮気相手によるコーディネート(匂わせやマウント目的)のケースもあるでしょう。

また、スケジュールの不自然な変更が頻発するときも、浮気相手と会う用事を誤魔化している場合があります。

感情の急激な変動

  • 突然の冷淡な態度の増加
  • 不安や緊張の表れ
  • 理由のない怒りやイライラ
  • 急にやたらと優しくなる

行動ばかりでなく、感情の急変も浮気の兆候と捉えられます。

あなたとの夫婦生活への不満は、冷淡な態度の増加として表れます。

浮気がバレないかという不安は、緊張や怯えとなるでしょう。

浮気相手と会いたくてもなかなかその機会が取れないと、怒りや苛立ちにつながります。

浮気したことの後ろめたさを隠そうと、妙に優しくなるケースも珍しくありません。

連絡の増減

  • メッセージや通話が急激に減少
  • 通話中に急に話すのをやめる
  • 以前よりも急増する連絡

配偶者からのメッセージや通話が特段の理由もなく急激に減ったり、通話をしている最中に慌てた様子になって話を打ち切ったりするケースも、浮気を疑わせるものです。

ただ、これだけでは浮気かどうかはっきりしません。
たまたまということもあります。

そこで、配偶者へのよそからの連絡が急に増えたという状況が合わさることにより、浮気の疑いが濃厚と推察できます。

定期的な外出の増加

  • 仕事や用事を理由とする頻繁な外出
  • 家族やパートナーとの共通の時間の減少
  • 週末や休日の外出が増える

配偶者が仕事や用事を名目として、以前よりも頻繁に外出するようになった場合、浮気相手と会っている可能性があります。

これは大抵、家族やパートナーとの共通の時間の減少を伴います。
気持ちが浮気相手へと傾いているからです。

今までは週末や休日に自宅で過ごしていたにもかかわらず、あるときを境に外出するようになった場合も同様です。

予測不可能なスケジュールの変更

  • 急な仕事の変更や残業
  • 突然の旅行や出張
  • 以前とは異なる趣味やアクティビティの始まり

急な仕事の変更や残業は、それ自体が浮気の兆候とまではいえません。

しかし、別に役職や仕事内容が変わったわけでもないのに、スケジュールの変更や残業が増えるようになった場合、浮気が疑われます。
仕事関係での旅行や出張の増加も同じです。

また、それまでとは異なる趣味やアクティビティを始めたケースでは、浮気相手に影響された可能性が考えられます。

無関心な態度の増加

  • 以前よりも感情表現が乏しくなる
  • パートナーの話に対する興味が薄れる
  • 無理解や無関心を示す仕草や表現

あなたや家族への関心が薄れ、心が離れつつある場合、無関心な態度が増えます。

たとえば以前よりも喜怒哀楽を表さなくなった、話をしていて笑わなくなった、こちらの話題に乗ってこなくなった、などの様子が見られるのであれば、要注意です。

家族との心のつながりが薄れたタイミングで、惹かれる相手と出会うなどの新しい刺激を受けたら、そのまま浮気関係へと進むこともあり得ます。

浮気調査の目的とゴール

浮気調査の目的は2つあります。1つは、浮気の有無と事実関係を明らかにして証拠を確保し、交渉や離婚裁判などに活用するためです。

もう1つは、事実がわからないことに伴って生じる不安を解消するためです。

この2つの目的を達成しようとすると、以下の3点がゴールと定まります。

【浮気の有無や相手などの事実確認】不安や疑念を解消する

そもそも浮気が実際に行われているのかは、調べてみない限りわかりません。

疑わしい状況や行動などがある以上、事実をはっきりさせない限り、不安や疑念は残り続けます。
そのまま結婚生活を送っていけるなら我慢するのもひとつの方法ですが、身近な家族を疑い続けるのはストレスになり、精神的な健康にも悪影響を及ぼします。

浮気調査をした結果、疑いが単なる誤解だったとわかればよいですし、不安が的中してしまったとしても、事実が不明だったときほどの負荷はかかりません。

なぜなら、浮気の存在を前提として、未来を選べるからです。

【関係の修復・終了の決断】やり直すか離婚するかを決める

浮気の事実があったと判明した場合、結婚生活を続けるか、それとも離婚するかを決めることになります。

関係の再構築を選ぶにしても、ただ全てを許さなければならないわけではありません。

配偶者と浮気相手のそれぞれから慰謝料を取る、次に浮気したら離婚するという念書を書いてもらうなど、一定のペナルティを科す方法もあります。

他方、離婚を選ぶのであれば、配偶者が離婚に同意しなかった場合に備えて、証拠を固めなければなりません。

より慎重に準備を進めることが必要です。

【法的に有力な証拠の入手】離婚調停・裁判への準備をする

浮気が実際に行われていたとして、次のアクションを取るためには証拠の確保が必要です。

証拠がなければ配偶者からシラを切られたらそれまでですし、慰謝料の交渉も、離婚に向けた調停や裁判も成立しません。

証拠に関しては、ただ疑わしい配偶者の行動があったというだけでは足りず、法的に「有力な証拠」の入手が必要です。

有力な証拠とは、自分と配偶者以外の第三者(裁判官など)にも、浮気(不貞行為:肉体関係)があったと認めてもらえるだけの証拠を指します。

これについて後述します。

不貞行為の証拠と注意点

浮気の有力な証拠として認められるアイテムは、意外と限られます。自分で集められる証拠のうち、注意したほうがよいのは以下のようなものです。

[本人の自白]証拠としては弱い

本人が認めている以上、強力な証拠のようにも思えますが、必ずしもそうではありません。

自白だけではなんとでも言えてしまうからです。

証拠にはなるものの、責任を少なくしようと回数や期間などを少なめに申告している可能性もあり、事実を踏まえた証拠としては弱いといえます。

[LINEなどのスクショ]証拠としては中くらい

浮気相手との通信アプリでのやり取りは、スクリーンショットを撮っておけば一応の証拠にはなります。

ただ、今どきは通信アプリの画面を装った画像を手軽に作成できるアプリもあるので、捏造だと思われないように注意が必要です。

スクショは、撮った日時も記録しておくとよいでしょう。

[GPSのデータ]証拠としては弱い

配偶者の位置情報がわかるGPSのデータは、浮気相手の家やラブホテルに行ったことを推認させる証拠として活用可能です。

もっとも、そのデータが本当に配偶者のものかどうかが証明しにくく、またGPS自体の精度の問題もあり、単体では証拠として弱くなります。

[風俗店通いを示すアイテム]証拠としては弱い/証拠にならない

風俗店のキャストの名刺やマッチなどは証拠になるのでしょうか。

性交を伴うサービスを提供する店であれば、浮気の証拠となる可能性があります。

しかし、キャバクラなど肉体関係の生じない店の場合には、そもそも浮気ではなく、証拠としての効力もありません。

このように、一見浮気の証拠としては十分に思えるような物・データでも、証拠として弱かったり、証拠にならなかったりすることがあります。
逆に証拠として有力なものは、以下の通りです。

  • 浮気現場の写真
  • 性交渉の際の音声や動画
  • 避妊具や性具
  • ラブホテルの領収書
  • プロの探偵による調査報告書

ただし、これらも内容によっては証拠として認められにくい場合があるため、探偵や弁護士に問い合わせてみるとよいでしょう。

よくある質問(FAQ)

ここでは、浮気調査の流れや料金に関して、よくある質問に対する回答を掲載しています。浮気調査を依頼するにあたって疑問や不安がある場合は、担当者へ積極的に問い合わせる姿勢も大事です。

Q: 浮気の兆候ってどんなものがありますか?

A: 兆候には、主に行動面と感情面とでの変化があります。たとえば、「休みの日に出かけるようになった」「連絡が急に増えた/減った」などが行動面での変化です。これに対し、感情面での変化としては「態度が素っ気なくなった」「何かを気にするような不安げな様子」などが挙げられます。詳細は浮気の兆候についてのセクションをご参照ください。

Q: 浮気調査の料金はどれくらいかかりますか?

A: 浮気調査の料金は、その探偵社・事務所や料金プランによって異なります。人件費、経費、手数料などの費用が影響するほか、調査員の人数と稼働期間、稼働時間帯も大きく関わってきます。調査員1名につき、1時間あたり7000円~20000円ほどが調査料金の目安です。詳細は浮気調査費用の相場についてを参照してください。

Q: 浮気調査ってどのように行われるのですか?

A: 主に尾行や監視、聞き込み、通信調査などが行われます。尾行はターゲットを追って浮気相手との密会を確認する調査です。監視は、ホテルや浮気相手の自宅などを見張り、出入りなどを確認する調査です。聞き込み調査では、浮気の情報を得るためにターゲットの周囲の人物に話を聞きます。通信調査は、SNSでのやり取りなどをチェックし、浮気の証拠を集めます。詳細は浮気調査の内容セクションをご覧ください。

Q: 調査結果はどのように提供されますか?

A: 調査結果は、口頭および報告書として提供されます。報告書は、ただ書面だけではなく、得られた録音データや画像データが含まれることもあります。プロの探偵社・事務所による調査報告書は、離婚裁判などの法的な場でも証拠として通用するものです。詳細は報告書の提供セクションを参照してください。

Q: 浮気調査はどれくらいの期間が必要ですか?

A: 通常は、数日から数週間かかります。ただし、ケースによって調査に要する期間は異なります。たとえば、浮気相手も浮気のタイミングもわかっているようなケースでは、特定の1日を張り込めば足りることもあり、比較的短期間ですむでしょう。浮気調査をどこまで依頼すべきかについては、浮気調査の目的やゴールセクションをご参照ください。

Q: 探偵事務所の選び方に注意すべきポイントはありますか?

A: ただ料金の安さだけで選ぶのではなく、実績や規模、歴史、調査方法、対応の感じの良さ、アフターサポートの手厚さなどが、選ぶ際のポイントです。特に重要なのは、料金や調査方法について、こちらの質問にきちんと答えてもらえるかどうかです。基本事項の説明は、法律(探偵業法)でも探偵業者の義務とされています。何を指して調査の成功とするのか、どのようなフォローがあるのかなど、不明点があれば納得行くまで説明を受けるようにしましょう。選び方について、詳しくはおすすめの探偵事務所の比較を参照してください。

実際に浮気調査を行われたお客様の声と口コミ

ここでは、実際に浮気調査を依頼した方の声をご紹介します。

実際に浮気調査をされた方の声

1.心が動いた言葉

この度は大変お世話になり、ありがとうございました。
一人だけではどうしたら良いのかわからず、長いあいだ悩んでいました。

あのまま悩み続けていたら……と考えると、ぞっとします。


Sさんに言われた、
「考えているだけでは何も変わりませんよ」
「本当の結果も出ていないのに、何を考えるのですか?」
という言葉に心を動かされました。

自分が強くなった気がします。電話して本当に良かったです。

2.的確な報告書で法的対応も有利に

○○様 その節は大変お世話になりました。
○○探偵事務所さんのしっかりした報告書のおかげで非常に助かっています。
○○様の「せっかく証拠が取れていてもヘボな報告書では長期戦を戦えない」と同様のことを、弁護士の先生もおっしゃっておりました。

弁護士の先生によると、○○探偵事務所さんのようにシッカリした報告書の描写は稀だとのこと。

「いまだに酷い内容の探偵社もある」とのお話を伺い、私は○○様に出会えて本当によかったと思っております。

ネット上の口コミ

復縁に向けたカウンセリング

カウンセラーが私の気持ちを整理しながら、調査方法や内容を一緒に決めてくれました。
決して無理強いすることもなく、私の気持ちを第一に考えて調査を進めてくれたのが嬉しかったところです。

現在は復縁に向かって、配偶者と二人でカウンセリングを受けています。

感じの良い対応とプロフェッショナルな調査

パートナーの外出が気になって電話で相談し、尾行の調査をお願いしました。
女性の方による電話での対応も、とても感じが良かったです。

事務的な冷たさは一切なく、けれども的確なアドバイスで調査の段取りが決められました。


裁判での証拠になるように、時系列での行動記録と動画DVDの撮影も行っています。

今回は、そこまで詳細な記録は依頼しなかったものの、プロフェッショナルな調査の取り組み方が垣間見えた気がします。

まとめ

夫や妻の浮気を疑いながら生活するのは辛いものです。「裏切られているのでは」という精神的なダメージだけでなく、自分への気持ちが離れた相手から、いつ離婚を切り出されるかわからないという不安も拭えません。

もし本当に浮気されているならば、やり直すにせよ離婚するにせよ、交渉するための確実な証拠が必要です。

自力でもある程度は証拠を集められますが、下手に調べて相手に警戒されると、かえってまずい立場に陥るおそれもあります。

浮気の証拠を得るには、プロの探偵に調査を依頼するのもひとつの方法です。不安を解消し、未来へ進むためにも、一度無料相談などを利用してみてはいかがでしょうか。